目的
「リファクタリング」を理解するためにサンプルコードを PHP で書き換えてみました。
今回は「一時変数のインライン化」について書きます。
「一時変数のインライン化」 について
簡単な式によって1度だけ代入される一時変数があり、それが他のリファクタリングの障害となっている。
「一時変数のインライン化」はほとんどの場合、「問い合わせによる一時変数の置き換え(120)」の一部として使われます。
例
共通
class anOrder
{
private $base_price;
public function __construct($base_price)
{
$this->base_price = $base_price;
}
public function basePrice()
{
return $this->base_price;
}
}
変更前
function hoge()
{
$anOrder = new anOrder(500);
$basePrice = $anOrder->basePrice();
return ($basePrice > 1000);
}
var_dump(hoge());
変更後
function hogeNew()
{
$anOrder = new anOrder(500);
return ($anOrder->basePrice() > 1000);
}
var_dump(hogeNew());