アジャイルソフトウェア開発の奥義 第4章 テスティング
開発
Published: 2019-06-08

「アジャイルソフトウェア開発の奥義」の読書メモです。

時々、個人の見解入りです。

ユニットテストを書くという行為は、機能検証というよりも設計に近い行為である。また、ドキュメント作成に近い行為であるとも言える。

テストを最初に書くという行為は、設計上の判断をふるいにかける行為でもある。

テスティングフレームワークに頼らない場合、本章にある通り、設計を気にする必要がある。

Ruby on Rails などの場合、テスティングフレームワーク の機能がリッチだと思うので

テスト実行時に、テスト対象の処理を上書きする形にすればテストは実現できそうである。

Mock Object パターンも、テスト専用の処理をどこに、どうやって書くかの1つの選択肢。

テスティングフレームワークに頼りすぎると、基盤の移行をする際、選択肢が少なくなる可能性があるのがデメリットと考える。

根底にある考えは理解する必要があると思うが、現実に即して考えると全部真似する必要はないと思う。